「気合い」ってなに?
キーボードによって左下がCtrlキーだったりFnキーだったりするの困りません?
こんばんは。こばです。
皆さんはjubeatをやっていて押せない配置や光らせにくい配置に直面した時、誰かにアドバイスを求めると、このようなことを言われたことが一度はあるのではないでしょうか。
「え?気合い。」
気合いってなんだよ
正直「なんだよ」って思いません?まあ僕も言うんですけど
思うに、「気合い」という言葉に内包されている意味が実際のところかなり多いと思うんですよね。たとえば…
Aさん(困ってる人)「ねえねえ、ドーパミンの最後の発狂がどうしても押せないんだけど、どうすればいいのかな」
Bさん(答えてあげる人)「え、(そこはまず配置とリズムを確認して、運指を組んで、押し外しのないように入念に練習して、スライドするところは速さにも気を付けて、あとは)気合い。」
Aさん「^^」
なんでこうなる?
- Bさんは天才なので、気合いさえあればドーパミンなど屁でもない
- Bさんは話すのが苦手で、思ったことをうまく言語化できない
- 単に答えるのが面倒
- Aさんの情報だけでは何をアドバイスしてよいかわからない
- 最終的に行き着くのは「気合い」だから
ぱっと思いついたのはこの5点くらいでしょうかね。一つずつ吟味していきましょう。
1. Bさんは天才なので、気合いさえあればドーパミンなど屁でもない
Aさん「うるせえよ」
2. Bさんは話すのが苦手で、思ったことをうまく言語化できない
これだけの理由なら、後の会話を考えるにきっとAさんはいろいろ質問攻めすると思うので問題ないでしょう。
そうじゃないとすればAさんの人選ミスです。
3. 単に答えるのが面倒
Aさん嫌われてない???
4. Aさんの情報だけでは何をアドバイスしてよいかわからない
私なりにはこれが一番の理由なんじゃないかな、と思います。
Aさんの主訴を再確認してみましょう。主訴ってなんだよ患者みたいだな
Aさん「ドーパミンの最後の発狂がどうしても押せない」
整理すると、
場所:ドーパミンの最後の発狂
状況:押せない
原因:?
目標:?
ということになります。
Bさんとしては「押せない原因」を知りたいはずです。
運指を組んでいない? 組んでるけど最適でない? 組んでるし最適だけど意識の問題で押せない?
あと、「目標」を知りたい可能性もありますよね。
コンボをつなぎたいだけ? 全部光らせたい?
そのあたりが不明瞭なので、いろいろ考えた挙句
5. 最終的に行き着くのは「気合い」だから
という理論で、
「え?気合い。」
という答えが生まれるんだと思うんですよね。
どうすればいいんだろう
どうすればいいっていうのは、AさんだけでなくBさんも、です。
Aさんとしては前項「なんでこうなる?」で長々書いた通りで、「原因と目標を伝える」で基本解決すると思います。解決しないなら3の理由かもです。嫌われてるかもしれないです(そんなことはない)。
ではBさんとしてはどうしたらいいのか。
これは私がこの記事で一番言いたいこと(自戒込)で、
「気合い」という言葉だけで解決しようとしない
に尽きると思います。
「気合い」って、いつでも確実に押せるようになるための心がけというか姿勢というかなんというかそういうアレじゃないですか。ボキャ貧だなあ!?
確実に押せるようになるためには、譜面(や判定)を理解していることや、必要ならきちんと押せる運指が組めていることが関与してくると思います。
その「譜面の理解」だとか「運指」だとかをひっくるめた方法論を、確実に発揮するための精神論が「気合い」であるべきだと思うんですよね。
気合いはいつでも必要
ここまで書いておきながら、元も子もないような見出しを書きました。
ぶっちゃけ、押せるようになるためにも、安定させるにも、最終的に気合いが必要なのはその通りです。
逆に、いつでも必要なものはアドバイスに使う言葉として適さないのでは?と思うんですよね。言わなくても必要なので。
「気合い」って言うとしてももはや応援に近いというか。後押し的な。ファイトみたいな。ボキャ貧だなあ!?
結局、具体的なことを伝えたうえで最後は気合いで頑張れっていうのが、Aさんにとって一番喜ばしいんじゃないでしょうか!
Aさんとしては、もし第一に「気合い」って言われたら、具体的なことを伝えてもらうように質問攻めするといいですね。
最後まで書いて、すごく自分への戒めになりました…。
それでは!